* ここ数年、いろいろと再販ブームなわけですが。
* 私の好きなまんがもいろいろと再販されており、文庫化などが進んでいる今日この頃です。その中で、連載後にあった読み切り等を盛り込んだ、集大成というべき作品が刊行されました。
* もちろんうれしいし、堪能させてもらったのですが。その最終ページに「ありがとう さようなら」の文字が。
* 『オイオイなんだよそりゃ!まさか漫画家もう終わりかい!』と、もっといろんな作品を書いてもらいたいと思っている私はかなり動揺しました。思わず作者のホームページを見に行ったほどです。
* 面白いのはこの焦り方。作家さんだの芸能人だの、こちらが一方的に受け側としてコンタクトしている人というのは、引退されるともう接点はないわけです。「あの人は今」以外では。普通に考えればしょうがないことなのですが、「これはッ!」と思った人との縁が切れることは非常に寂しいもののようです。
* そういえば、私は半分意識的・半分無意識にですが、知り合った人に「さようなら」と言ったことがありません(『先生さようなら みなさんさようなら』は別です)。やっぱり、イヤなんです。たぶん。
|