昔の日記:98年10月

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記念すべき一ヶ月目。



10/31
[もうひとりの友人]
さて、今日は私の高校以来の友人が泊まりにきた。例によって例のごとく、転職の話をした。彼曰く、「処遇が良くならないのに転職っておかしくないの?転職のための転職ならぜったいしないほうがいいぞ」だそうだ。筆者としては、処遇が落ちても自分が得たい経験をさせてもらえるところがあれば移りたいと思っているつもりなのだが、なんと行っても信頼する彼のセリフである。筆者に衝動的な思いこみをしてしまう性向があるのをなんとなく感じているのだろう。もう一歩、冷静にならないと。

あと、今日の体験といえばブルーチーズ。「ワインを飲むならこれしかない」と彼が力説するので買ってきたが、やっぱり香りがきつすぎる。「ワインと一緒に食べると最高」だそうだ。確かに味と香りが一体となって美味『なのだろう』が、筆者の口にはチーズの香りが残りまくってギブアップした。こころなしかワインの香りも引き立っていたような気がする。本来ワインというのはこの強烈な味と香りを楽しむものなのかと、アルプスの少女ハイジがいそうな風景の中の地酒(地ワイン)の蔵をなぜかイメージした。少なくとも、昨今流行の女性向けワインとは向きが違うのではと思った。

10/30
[半月経って。]
本当は明日書くべきなのだろうが、ネタがないので今日だ。
14日分の内容の統計を取ってみた。
非常にいいかげんなカテゴライズをした結果、以下のようになった。

a)雑感   4
b)ひと   3
c)自分   3
d)ひみつ  3
e)仕事   1

である。当初の目的では、素朴なa)b)主体で行きたいと思ったのだが、思いのほか自分のことが多かったなあというのが感想である(しかも、「自分」の3件は「ダメダメな自分」である)。
自分のことはほっといても考えるのだから、もっと外に目を向けた内容になるように心がけよう。次回は11月15日!!ネタがなくても守るぞ!!

10/29
[まずい!]
今日本棚を見て思いついたのだが、ポストイットが減る様子が全然ない。せっかく電車通勤なんだから、電車の中で消化していかないといけないのだが。こ、今週こそは(仕事しないぞ)。

10/28
[記録更新!でもひみつ!!]
ということでひみつ3である。あしからず。

10/27
[踏んだり蹴ったり。]
今朝、徹夜仕事を終えて、さあ、次はとあるディーラーに仕事関連のインタビューだと、疲れまくった体を押してクルマに向かうと、筆者が一番嫌いな方、警察官が筆者のクルマをじっと見ている。クルマに近づくと左のミラーにいかにも外れそうもない、ビビッドな黄色のアクセサリーがぶら下がっていらっしゃる。 もちろん駐車禁止の札である。じぃーっと見ていると、さっきの警官がトコトコ歩いてきて、「これ君の?」。15000円。仕事の進捗は悪いは、プライベートではトドメとも言えるショックをうけるわ、その上この出費。踏んだり蹴ったりとはこのことである。

10/26
[ひみつ!2]
今日もひみつである。あしからず。

10/25
[ファミマのカルボ。]
とりあえず、今日はちゃんと感動があった。非常におチープな話でなんだが、今日の昼食(コンビニ)で買ってきた、ファミリーマートのカルボナーラ(320円)が非常においしかった。いかにもビンボーくさい、本物の味を知らないヤツのセリフだが、今まで4、5件で食べたなかでは、パスタに卵の味が染みこんでいる(初めから練りこんである?)『ような気がして』、非常においしかった。また食べること間違いなし。

10/24
[恐怖の実践!ビジネス英会話]
昨日の朝(というか夜中から)、仕事の関連でアメリカのオフィスにメールを打ち(しかもレスポンス待ちで起きっぱなし)、今日はそれでもらちがあかないということで、超!不得手な英語で電話問い合わせに挑戦した。案の定質問は非常にたどたどしく、言いたいことの10分の1も伝えられなかったようだが、なんとか依頼だけは済ませた。
筆者は英語で会話するのは別に嫌いじゃないので(他の日本人に不得手なところを見られるのが嫌い>見栄っ張り)、それなりに充足感はあった。しかし、このレベルでは来る就職活動にとんでもない支障をきたす事間違いなしである。反省。

10/23
[家が片付かん!]
いや、筆者自身のせいなのだが、昼夜となくめちゃくちゃな生活をしているうちに、だんだん片付いていないリビングにものが散らかっている状態が定常化してきた。
さすがに週末は洗濯くらいはするだろうが、ダンボールの処理が進むかは甚だ疑問だ。
来週は友人が来るかもしれないというのに、寝床もない。マズい。

10/21
[ひみつ!]
今日も日記を書くには書いたのだが、あまりにもプライベートなのでひみつ!である。あしからず。

10/20
[タクシーで寝る]

むう、4日坊主で終わってしまった。まあいいか。次は5日連続を狙おう。
さて、今日は朝の7時まで仕事をして、電車があるにもかかわらず、タクシーで家に帰らせてもらった。帰る理由はヒゲをそると、携帯の充電器をとる、包帯を巻きなおすの3点。こんなことのために2時間費やすなといわれそうだが、そんなことはまあどうでもいい。
さて、今日のタクシーの運ちゃんとの話だが、今日はさくさくっと道の指示をして、横川まで寝かしてもらった。どうも、今回東の方に引っ越して、毎週車で夜出歩いているうちにさらに都内の道路のカバー範囲が広がったなあ、と、そう思った次第。車乗りとしては、知ってる道が増えるのは非常にうれしいことなのでした。うーん、なんて小さな喜び。

10/18
[タフな女性]
今日、深夜(といっても11時過ぎ)に仕事をしていると、精神年齢の低いことで有名な某お偉いさんが、新入社員の女性に「○○じゃねえよ。○○にしろ。」と、ちょっとした資料の修正について指導されていた。普通の会社で言えば理事クラスであろう人間にしては柄の悪いことだと思って我々はあきれてしまうものだが、彼女曰く、かわいらしいじゃないですか。だそうだ。あのキレ具合がである。我々男性陣があきれたり、時に腹を立てたりするのは彼等と同等の人間であると考えているからという面が大きいのだろうが、彼女達はもっと上から見ているように思える。「まあまあ、仕方ないわねえ。」である。なんとも、女性の力強いことよ。これが包容力ってヤツか?かないませんねぇ。男はいつまでたっても女性から見たらガキなのかもしれない。とふと思った。

10/17
[粋な友人]
今日は、久々に中学以来の友人に会い、話してきた。そいつもフリーランスくさいライターまがい(ひどい言い様だ)の仕事をやっていて、なかなかにヘビーな人生をやっているのだが、そいつに今回、あと一年で辞める予定について話した。30までに2職種、とかだ。で、筆者は自分に脅迫観念を常に与えつづけるよう、『来年は年間のカレンダーを絶対に張らないとダメだ。月が一枚になってるやつじゃダメ。』と言った。
そこで彼から出たグッドアイデア。
『おまえみたいなヤツは10年分くらいのカレンダーを壁にはっといたほうがいいんじゃないの?』である。なかなかに、筆者の生き方を理解してくれているいい男だと、思った。伊達に長い付き合いしてないね。イカしてるぞ!C!

10/16
[週末の日課]
今回引越しをやって気づいたことがある。「未読の本がこんなに(20冊くらい)ある!」ということである。こりゃあゆゆしき事態だ。あと一年弱で転職しようってヤツがこんなんでいいわけがない。ということで、恐ろしい実行計画を立てた。
週末は2日あるんだから、1日1冊、週に2冊ずつ本を読もう。である。これ自体はたいしたことではなく、まあいつも思いついては忘れられていくのだが、今回すっからかんの家にででんと置いてある本棚を見て思いついた(しかも白基調の部屋に黒なので存在感が大きい)。ここに週末の日付を書いたポストイットを張るのだ。しかも大、かつ黄色。とりあえず4週間先のものまで貼っておく。で、読んだらはがす。
黒い本棚に黄色いポストイットが映えて、もうイヤという感じになるだろう。怖いけど、やるぞ。

10/15
[『オーラ』のはなし。]

いやあ、危うく一日坊主になるとこだった。今日は16日なんだけど、ネタだけは機能中に考えたんで、まあ勘弁してもらおう。 さて、世の中には、むやみやたらに『迫力のある』人がいる。どういう人が他人にそう思われるのかを考えてみた。ちなみに、筆者は潰れた耳と貫禄のある腹と目つきの悪さによって迫力があるそうだ(ある後輩談)。これはまた違う話なのでおいておく。

筆者の思う『迫力のある人』といえば、まずは入社以来の筆者の上司、あとは大学の柔道部での2コ上の先輩(主将)、幼き日の筆者の目に映った父親だろうか。ぱっと思い浮かぶのはこんなところだ。

彼らに共通しているのは何か。筆者は仮に、先天的に自分を他人よりちょっと(場合によってはかなり)上に位置付けることができるところなんだろうかと考えた。彼らや、一般に大物と呼ばれる方々は物理的に相手より下に位置していようが(座っていたり階段の下だったり)、決して自分が相手より下と認識することがないように思う。どういう点で上か下かは置いておいて、常に仰角(視点と目標物を結ぶ線と水平線との間の角度・・・だったかな?)がプラスであると感じる。

これが嫌味かどうかは人格の問題であって、また別の次元の話。それよりも、この身の持ち様についての感覚がどこから来るのかが興味深い。彼らは漏れなく成功体験と自信の塊であり、自分の力で様々な困難を乗り越えてきた経験がそれを備えさせているのだろう。筆者も含め普通の人は、良くて失敗体験と成功体験がトントン、大抵は失敗体験の方が多いはずだ。これが少しずつ卑屈さとなって蓄積され、長い間に彼らと間に大きな格差を作ってしまうのだろう。
ここで、何を持って成功体験/失敗体験というのかにも個人差があって、ある者は自分に打ち克ってきたということを最大の成功体験として自信の源にし、ある者は他人に打ち勝って(しかも対等かそれ以下の土俵で)初めて成功とみる。この格差がどこから来るのかはまたいずれ書くことにする。

・・・あー、堅いな。堅い。次は軽〜いネタにしよ。
とりあえず、一日坊主はクリアだ!!

10/14
[一日坊主の打破なるか?]

私のメールのフッタには、住所、メールアドレス、電話等といっしょにホームページのURLが書いてあるのだが、とある知人から「いつまでたってもUnderConstructionじゃん」といわれてちょっと悔しくなった。
ということで、いいかげんHP用のネタを作っていこうと突然思い立ち、日記をつけていくことにした。まあ、毎日何かしら感動を得ることってのも大事だしね。

とりあえず、今日は[新居雑感]である。
ついさっき思ったのだが、私が家の中を「歩く」というのは久しぶりのことである。よくよく考えると学生のときから10年弱ずっとワンルームに住んでいたわけで、「歩く」ほど広い家に住んでいたのはまだぴちぴちの高校生のときである。いやあ、偉くなった、のか?ホンマか?と思った今日であった。

同じことを風呂についても思った。こちらも、10年弱ユニットバスを使っていたわけで、「風呂桶の外でシャワーを浴びる/体を洗う」のにやたら戸惑った。「なんでこんなにスペースがあるんだ?」というほどの違和感を感じたのだから笑わせる。以上、実家住まいの方には分からない、妙な感覚だった。ふう、明日も書くぞ。それではまた明日。



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