* なにからなにまでお世話になっている目の前のジャスコでご飯を食べました。
* そのうちの一品に「たこ焼き」があったのですが、この作り方がスゴイ。中華鍋に引くようにお玉で油を流し込みます。たこ焼き器の底3mmくらいの油の湖が出来ました。 さらにその後、溶いた液を、こんどはラーメン屋が野菜くずと一緒に煮込んで作った鶏ガラスープをどんぶりに流すときに使うような、一差しどんぶり3杯分くらいのどでかいお玉でたこ焼き器一面に流し込みました。先の油の一部が浮いてきて、液と混ざっている様子がよく見えます。
* さらに、返しの後につや出しのつもりなのか、本来油を引くときに使うはけにたっぷり油を染みこませ、「振りかけて」いました。たこ焼き一個の15%くらいはあの油で出来ているのではないでしょうか。北新地で赤ワインをつかって香りとまろやかさを加えていたたこ焼きやさんとは一個当たり500円分くらいの気合いの差を感じます。
* ・・・実は今日のご飯を食べるに際して、マックにしようかという選択肢もあったのですが、「ファーストフードが世界を食い尽くす」という本を斜め読みした者としてはいかがなものかと思って避けておいたのでした。 が、こっちのたこ焼きやさんも立派なファーストフードでしたね。しかも、それを並んでいる客の前で見せびらかす根性がまた理解できません。いったいたこ焼きをなんだと思っているのか!!
* ちなみに、もちろん予想通りの味でした。油自体が王将の油だったらと思うとぞっとしますが、一応きれいな油だったようです。二度と食べませんが。
* ところで、このたこ焼きを(もちろん一人で)食べている間、となりのテーブルに男女の2人連れが同じくたこ焼きをつつきながら話していました。 ごくごく普通の風景なのですが、興味を持ったのが男性の対応。女性は友人とその彼氏がこんな風に会っただのこんな理由でケンカしているだのこんな浮気をしそうだのいろいろと話しているのですが、男性側の相づちがスゴイ。全く気乗りしていない様子は見え見えでありながら、「そこまでやるか」というほど頻度の高い相づちや、絶妙のタイミングで大きく笑ってあげたりしていて、どうも女性もこれに一応満足している様子。
* 翻って私がこの男性の立場だったらどうか。同じ対応を取れる自信は全くありません。 というか、先日会社の飲み会でも「こんなネタには対応できないなぁ」と許容範囲の狭さを確認してしまったような私です。そりゃあムリですわな。
* しかし、世の中のたいていの人間関係はこうしたカタチで(ドクロ)できているわけで、対応できない私の世界は狭いものなのだなぁと思わずにはいられません(仕事をしていると、飲み会でも日々の話でも、私が対応できるネタばかりになって非常に居心地が良いのですが)。なにかしら改善した方がいいような気が、ちょっとだけしました。
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