日記。

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2003年10月18日
歴史を創る漢たち

* 心配だったラグビーW杯第二戦、北半球(暫定)一位の超強豪フランスにまたもやジャパンは善戦しました。今回は緒戦のようにディフェンスで耐える面よりも、サイドやセンター付近のアタックが楽しめました。やはり苑田とミラーの球出しはいいですね。

* そんなことより。
私は、彼らが前回に引き続き実力以上のパフォーマンスを絞り出してくれたことに本当に感動しました。
ただでさえラグビーは当たって倒れて立ち上がってを80分繰り返す極めてハードなスポーツ、たいていノーサイドの頃には負けている側の心は折れているのが常です。
これまでのジャパンもW杯においてはほとんどそうした状態になっていたと思います。また、特に最近のサッカーの代表でも年代問わずこうした傾向は目につきますし、非常に不満に思っていました。

* それが今大会では最後まで折れていない。実力最下位のジャパンがこれだけ戦い続けることがどれだけ偉大なことか。昨日まで外野面して冷めた見方をしていた自分が恥ずかしいし、非常に失礼だったと反省しました。

* 前にも書きましたが今大会はトップリーグの開幕と同時期ということで、日本のラグビー界が盛り上がる/今までの地位を保つか、超マイナーなスポーツになっていくかの分水嶺と言えます。ですが、私は少なくともここまでの2試合で「ジャパンにもまだ未来はある」と思えました。

* 実際にはラグビー界の問題は構造的には何も解決しておらず、世界との差を詰めるどころか離されずについていくための道筋も見えていません。そしてその道は間違いなく非常に細く、険しい。が、彼らは自分達のプレーで「ついていく」という意志を見せてくれています。この意志があるというたった一つの理由で日本のラグビーは続いていく(あくまで私の中での感じ方なので念のため)。
後の世代は彼らがいたからこそここで日本ラグビーの歴史が途絶えずに済んだことを思い出してもらいたい。また、思い出すときのために関連メディアの皆さんには是非入念な取材をして、今と今に至った状況、そして今彼らが戦っている意義を是非記録に残してもらいたいと思います。

* 最近個人的にはいろんな計画の難しさにちょっと萎え気味だったんですが、彼らが行っている偉大な事業に比べれば大した困難ではありません。本当に勇気づけられましたし、残りの2試合も必ず観ます。できればもっと多くの人に、日本ラグビーの歴史が紡がれていく様を観て貰えればと思います。


みなさまのあたたかいつっこみ
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■カレンダ
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