* 今日は高3の1月の朝と同じくらいの大事件が起きた日だったのですが、それはいったん置いておいて。
* 全国高校柔道選手権の無差別級で、66kg級の選手が優勝したそうです。
* 漫画の中では78kg級の選手同士が全日本の決勝で対戦したりするんですが、重量級とガンガン戦う他の主人公の皆さんは全て71kg以上だったとはず。今日起きた事件は漫画も越えてしまう奇跡、誰も想像しなかったことなんじゃないかと思います。
* 私は中学の時に53kgで、大学の時に63kgでちょっと柔道をやっていたことがありますが、100kgの人間というのはそれはそれは重く、そんなカラダで同じように腕立てやスクワットをやっているものですからパワーも尋常ではありません。53kgで100kgの人間と組んでいると、同じ人間とは思えないほどです。逆に向こうもそうだったのではないでしょうか。1分動き回るくらいならなんとかなりますが、彼らと組んでいる(もしくは組まないように動き回る)ことによる体力の消耗は想像を絶します。のんべんだらりと組んでよっこらせと技をかける連中ならともかく、全国の決勝に出てくるような選手と3分組んでいられるだけでも尊敬に値します。
* 人並みを遙かに下回る選手だった私には、本当に「柔よく剛を制す」を体現してしまった彼は神に見えます。少なくとも私は、今日の1日で彼より偉大なことをした人間はいないんじゃないかとまで思いました。おめでとうございます。
* 来月は思わず近代柔道買っちゃうかも。
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