日記:2000年11月

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<2000年11月の主な出来事>
目標その2・その3達成!!(12月の日記参照)



11/5
[すたんばい。]
この3日は新居の家具調達に当てた。まずは採寸。例によって例のごとく金曜日の夜はとんでもない夜更かしをしたので、夕方に部屋に入らせてもらった。日が落ちつつある中床に寝転がりつつ家具のレイアウトを考えた。実はこれが新しい家の中での最初の作業。この先もこうして過ごして行くわけだ。心の中で曰く、「これからもよろしく」。

土曜日は最後の家具屋巡り。会社の人に聞いた柏の家具屋に行ってみる。さすがにさんざん歩き回っただけあってそうそう新しい発見はない。結局ビビッと来る本棚などには出会わず、午後大塚家具有明に直行。歩き回ることなんと4時間、なんとか私が「最小限」必要と思う家具を決めてきた。厳密にはさらにより近所の島忠に行って本棚を即決。大塚で候補に上げていた10万の超かっこいい本棚はパスした。もう、お財布が相当キビシイのだ。アレはもっと稼いでからにしよう。

日曜日はこれらの配色をfix、日付と時間を指定して発注した。いやぁ、「たかが家具」なんて言えるようなものじゃなかった。まだカーペット(というかラグ)とカーテン、照明が残っていることを考えるとぞっとする。大体私にはこういったセンスがなさ過ぎる。極めて不純な動機だが、嫁さんが欲しくなった3日間だった。

まあとりあえず入居の準備はほぼ完了。あとは出る準備だ。大方の予想通り、梱包は遅々として進んでいない・・・

11/6
[面接官をやる。]
今日は初めて、面接する側としてとある社会人の方と会ってきた。私は単に、採るべき人間というのは自分たち(この「たち」がくせ者だが)がいっしょに働きたい人を採ればいいと考えている人間なので、こつこつと、その人の人となりを知るための質問をしてきた。要するに、普通に知人と話すときと同じことをやってきたということ。今回はかなりビジネスマンとしての基本的なコミュニケーション能力が備わっている方だったので非常に楽しく、リラックスしてやることができたが、この先は書類でとりあえず通してしまった、そうでもない人もどんどんやってくるに違いない。幅広く、いろんなタイプの人とコミュニケーションすることを学ぶのに、この「面接」は非常に有用(私の仕事自体もそれに近いところはあるが、政治的・戦略的にコミュニケーションの必然性をある程度コントロールできるので、ちょっと違う)。もっともっとやりたいなぁ。

11/7
[ギラギラしたオヤジ。]
今日横須賀線で通勤していると、ふと自分の前に座っている熟年の男性が目に留まった。意志と知性と包容力があふれ出る風貌とふるまい、どう見ても尋常な男ではない。時価2000万円は絶対に下らないであろう人材だ。最近手強い人とばかり仕事をしているが、この男はさらにその上を行く。今の私は「正直このレベルの人とは仕事したくないなぁ」と思い、どこで降りるのかを注目していたが、案の定私と同じ駅で降りた。

もちろん完全に特定できる訳ではないが、今のクライアント先に勤めている可能性は結構高いはずだ。うぇ〜。

11/8
[未熟な議論。]
今日は今のプロジェクトメンバー5人と、同じ部署の先輩1人と一緒に食事をした。

話題はいろいろあったが、一番盛り上がったのが仕事とチームのあり方に関する話。一応たいていの人より考えている話だし、結構タメて話した割にはまだ微妙に甘いところがあった。話して伝えることとはまぁいいとして、(相手の)考えと感情をコントロールする機会があったにもかかわらず、そこにうまく気を回すことが出来なかった。

特に多くの人の前で話す場合、いろんな価値観の人に対して少しずつ影響力を積み重ねていくことが大事になるし、その対象は理性と感情との両方に渡る。○人の将になろうとすれば、○人に対する影響をとっさに考えられるようにならねばなるまい。まだまだ修行不足である。反省。

11/10
[怪我の功名。]
今朝、飛行機がヤバいということで新しい靴で道路に駆け出したら、恥ずかしいことに段差で足を挫いてしまった。時間が経つにつれどんどん痛くなるので、なぜか常備している保険証を持って出張先の病院に行くと、「靱帯が伸びちゃってるね」だそうだ。こないだちょっぴり切っちゃった右足よりは大分マシで、しばらく冷やして安静にしておけば治るそうだ。

結構痛めでうまく歩けないのだが、いいところが一つある。それは、左足を痛めたことで右足の負荷が高まっていること。最近腰痛の悪化で、太さが変わってしまうほど右足の筋力が落ちていたのだが、この症状では必然的に右足主体で歩かざるを得ない。自然にリハビリが出来るわけだ。久々に力強く頑張っている右足にちょっと感動。これぞまさしく怪我の功名だ。

11/20
[引き渡しの日。]
たった今新居の引き渡しを済ませてきた。ここにはいかにもコピーを作りにくそうな、わけのわからない溝が彫られた鍵が5本ある。
ごろごろ絨毯に寝転がってきたが、感動。を通り越して興奮。実は体調は思わしくない(というかかなり悪い)のだが少なくともついさっきまでは吹っ飛んでいた。
駐車場も、あのスペースも全て私のものになったのだ。帰りのクルマの中は久方ぶりのハイパーテンション、高速並みのボリュームでカーステをかけながら全開で歌って帰ってきた。引っ越しまでにはまだ2週間くらいあるが、ヘタをするとエアコンもないあの部屋から出勤することも考えられる(そういうことするとまたカラダ壊すからやめとけ>俺)。むちゃくちゃうれしい。



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