昔の日記:99年1月

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<99年1月の主な出来事>
足の爪を剥ぐ!ベッド購入!トヨタ、社会人日本一!
1ヶ月過ぎたというのに就職活動が進んでいない!!



1/31
[国立に翻った緑の旗。]
今日は社会人ラグビーの決勝。ご存知のように勝ったのはトヨタ自動車である。
私は今回初めて観戦に行ったのだが、目の前で二転三転する試合展開に一喜一憂したのは非常に楽しい体験であった。案の定一般客のほとんどはサントリー贔屓で、縁あってトヨタを応援している(しかももともと関西贔屓)私は、スタンドの中でちょっと浮き気味だった。一方驚いたのはトヨタからの応援団の人数である。スタンドの7〜8割はサントリーファンだろうと思っていた私は、トヨタの選手が入ってきたときの緑の旗の数に驚いた(一般客の中からもどよめきが起こった)。
外野のほうはこんなところで、試合の方は「前半のリードを詰めてくるサントリーをすんでのところでトヨタが突き放す」という、観客大喜びの好ゲームだった。正直に言って試合そのもののレベルはそれほど高いとは思わなかったが、精度の高いタックルでサントリーのゲインをほとんど許さなかったトヨタのディフェンスと、『おいおいそんなとこからどこ行くつもりやねん』とやきもきした仙波のカウンターは見ごたえがあった。また、今回スタンドに座ったことでわかったのはサイドの違いによる日差しの影響。私は前半のメインスタンド向かいから後半はトヨタサイドのゴールライン奥に席を移したのだが、二時からの試合ということで太陽の日差しは尋常ではなく、太陽に向かって攻撃する側は非常につらかったと思う。トヨタのいいかげんとも思われるパント攻撃は、まぶしさで処理が難しくなることを見こんでのことだったのだ。
さて、再来週からは社会人4チームと学生4チームによる日本選手権が始まる。私の個人的な予想では決勝は神鋼対東芝、ゴードンと村田が効けば東芝の3連覇、である。年々長くなるラグビーシーズン、選手の側は大変だろうが、事実上社会人大会決勝トーナメントが二回行われるこのシステムはファンにとっては非常にありがたいことである。
なにはなくともおめでとう、トヨタ自動車。

1/30
[How much I am]
今日は待ちに待っていた、人材紹介会社インテリジェンスの『年収査定』企画の回答が帰ってきた。これは、インテリジェンス社のホームページ(www.inte.co.jp)でやっている企画で、それなりの人材紹介経験(年間100人程度らしい)のある同社で、応募者と近似したキャリアを持った人材の転職時の年俸を平均したものだそうだ。正直に言って、額以外に査定の根拠をこと細かに書いてきてくれると思っていたのだが、それはカウンセリングの際に、とのことらしい。
さて、肝心の額のほうだが、仮にも人事・組織コンサルタントになれたらいいなあと思っているこの私、それなりに自己評価は当たっていたらしく、私の予測と年俸にして1.7万円少なめの査定結果となった(現在の年俸から50万円減)。見立てが大きく外れていなかったことに満足する一方、なんとかソノ時までに残りの50万円分を埋めねばと決意を新たにした。
能力的にも収入的にも境遇的にも、『こうありたい自分』を皆持っていることと思う。それをどこまで達成しているかを評価するのは基本的には自分自身だが、収入を決めるのは自分が経営者にならない限りは他人である。自分の職務履歴を入力するだけでタダで自分の価値を客観的に見積もってもらえるこのページ、皆さんもアクセスしてみることをお勧めする。

1/26
[フィードバックを受けよう!]
このページに来ているたいていの方と同様、私はビジネスマンをやっている。
今のご時世、いつ何時クビを切られて職探しをするハメになるかわかったものではない。まあ,そんな外部環境に背中を押されるまでもなく、自分がどんな能力を持った、いくらくらいで買ってもらえる人間なのかを知っておくのは非常に重要である。

そこで、私は昨年末のプロジェクト終了時に、主だったメンバーの方(クライアントおよび部下)に対し自分の業務品質に関するアンケート調査を行った(興味のある方はご連絡ください)。とある私の上司が言っていた事だが、人事考課をする際に一番大変なのは評価者である。私個人のわがままで出したアンケートに対し、現在までに相当数の方からのフィードバックをメールでいただいた。改めて、この場で感謝させていただきたい。

今日はその中でも最も興味深いと思われた私の部下からのシートが帰ってきたのだが、これは常々HRM(Human Resource Management)を気にしつつ組織/チームのあり方を考え実践している(と思っている)私にとって非常に貴重な資料であった。人事考課に限らずあらゆるアンケートに共通の話だが、人と人との間に起こったことの結果や効果というものは100人100様であり、自分で「私はがんばって○○した」と思い込んで満足する人ならともかく、結果をよりよいものにしたいと思う場合に、直接、しかも手段としては間接的に(面と向かってではなく)他人の感覚を知ることができるアンケートという手段は非常に効果的である。

例えば私は部下の指導をするにあたってさまざまな教育上の思惑をもってコミュニケーションするわけだが、その効果(当人にとってどれだけ効果があったか)を知ったのは今日が始めてである。『わざわざ聞かなくても仕事振りで分かってくるんだよ』とのんびり効果が形になるのを待っているほどヒマじゃない私には貴重な情報であった。今のプロジェクトの方ともまた長い付き合いになりそうである。プロジェクトが終わる際にはぜひまたアンケートをお願いしたいと思う。

そして、回答をもらう側の義務、回答してくれた方への礼儀として、即座に対応を取るということが挙げられるだろう。「とりあえずやってみただけのアンケート」を抱えている企画屋は世間に山ほどいるかと思うが、手間ヒマかけて回答してくれた相手の顔を思い浮かべてみるべきだろう。

1/25
[マイナースポーツ、ラグビー。]
今日は、昨日の社会人ラグビー準決勝を見て、いきなりチケットを買いに行った(いつ買いに行ったかはひみつ)。私の家の近所では錦糸町の西武(チケットセゾン)か丸井(チケットぴあ)にということになるのだが、セゾンのほうでスポーツというと、サッカー、野球、バスケ、K1、相撲、バレーなんかはあるのに、ラグビーはそもそもシステムの方のリストに入っていなかった。仮にも日本一のレベルのプレーを国立でやる、という競技なのにこの扱いである。ちょっとさみしい思いだった。

1/24
[千代大海!トヨタ!!]
今日は超上り調子の千代大海対やたらと星一つリードの横綱若乃花の優勝争い、直接観戦の予定だったサントリー対神鋼、花園では東芝対トヨタの社会人ラグビー準決勝と、スポーツだらけの一日であった。

<なんと横綱を二連破!!怪物千代大海>
一般に本割と優勝決定戦の二連戦をやる場合、番付の上のものがほとんど勝つと言われている。実際、私の記憶には下位の力士が上位を、しかも横綱を連破したなどという例はない。その常識を打ち破ったのが千代大海。先日深夜のタクシーで運ちゃんと話していたのだが、最近の力士は土俵上でほんとに気合が入っていない。全盛期の曙と貴乃花、貴乃花の優勝争いを援護するときの若乃花はものすごい気合を見せていたものだが、最近はとんと見られない。実力的には横綱クラスの武蔵丸、大関クラスの魁皇、武双山が肝心なところで取りこぼすのはひとえに勝負どころでの集中力がないからだと私は思っている。ところが、この千代大海は根性の座り方がハンパじゃない。優勝決定戦、しかも相手は1敗と絶好調の横綱だというのに、仕切りの段階ですでに若乃花を呑んでいた。こんな気合を持ちつづけることができていた力士は私の記憶ではたった一人、彼の師匠である現九重親方、千代の富士だけである。正直、実力はまだ大関クラスとは言い難いが、あの根性で取りこぼしなく取り続けられるようなら現在の角界では大関は十分勤まるだろう。おめでとう、千代大海関。

<社会人ラグビー、決勝はなんとサントリー対トヨタ!!>
『なんと』というと私の多くのトヨタの友人に失礼だが、正直四強(サントリー、トヨタ、神鋼、東芝)の中では実力的に一枚劣ると思われたトヨタが、3連覇を狙う東芝を破って決勝進出を決めた。
今日の準決勝は、東京は雨、東芝はケガ人続出ということで非常にミスの多い試合だった。だが、その4チームの間でトヨタのディフェンスは光っていた。関東と最も差が大きいと思われたフォワードの集まり、密集の動かし方でひけを取らなかったに加え、タックルが良いのだ。捕まえた後に、容易にダウンボールさせず、腕ごと絡めとっておいて味方の集まりを待つ、いわゆる『ボールを殺すタックル』ができていたように思う。また、バシャロ、オト、勝野に象徴されるような、相手を吹き飛ばす激しさもあって、東芝は終始気合負けしていた。東芝はケガ人が多かったせいかいつになくミスも多く、とうとう流れをつかむことはできなかった。試合後主将の大原(彼も昨年より格段に判断やプレーの正確さがレベルアップしたと思う)が言っていたが、『勝ちたい』という気持ちがトヨタの方が遥かに勝っていたと思う。ちょっと東芝は勝ち慣れたか?
一方の神鋼対サントリーだが、こちらは雨のせいでお互いミスが多く、ちょっと両チームにしてはレベルの低い試合だったと思う。特に、準々決勝でも怪しかった岩渕のディフェンスとボール処理は今日も今イチで、サントリーに決定的なところでミスを与えてしまった。平尾と細川に代わるSOとFBの不在に悩む神鋼だが、ついに今年も埋めることはできず、実力伯仲のサントリーには致命傷となってしまった。
さて、というところで来週の決勝は、賭けをしていたら最もオッズの高かったであろうサントリー対トヨタの一戦となった。足の痛みも引いてきたことだし、明日はチケットを買ってしまおう。番狂わせも大いにあり得る、面白い決勝になりそうだ。

1/23
[ベッドが家にやって来た]
今日は、ついに我が家の寝室にベッドが入り、今まで名ばかりの寝室だった部屋がやっとそれらしくなった。7畳間にセミダブルなので相当スペースを取ってしまっているのだが、今まで部屋の中に散乱していた洗濯物が全て収納されたので非常に見栄えが良い。あとはあとはクローゼットの中をまとめれば寝室は終わり。次はリビングをなんとかしよう!!

1/22
[痛い話。]
先週予告した通り、今日はつま先の手術であった。現在は痛み止めが効いていてあまり痛みもないが、コレが効いていない間はちょっと他のことには集中できないくらいの痛さである。

手術そのものは、とりあえず足の指の付け根から麻酔を打って、ある程度効き始めた後にメスでサクサク、ハサミでチョキチョキやりつつ、私が痛みを訴えるたびに麻酔を継ぎ足す、という形で行われたようだ。なんでも、爪の巻き込み方が結構激しいらしく、そうとう奥のほうから引っこ抜いたのだそうだ。『そうだ』というのは、実際にどんな道具で何をしていたのかを見ていなかったからだが、これは良かった。あれだけの予期せぬ痛みがあるのでは、メスの入るところなんかを見たら絶対身構えてしまっていたと思う。だいたい、痛いかもしれないのに自分の爪をペンチで引きずり出そうとしているところを直視する事を想像してみてもらいたい。『ちょっと待ったぁ!』と思うのが人情ってものであろう。

術後の経過だが、麻酔というのはどうも1時間〜2時間程度しか聞かないらしく、手術が終わって薬をもらうころにはもう疼き始めていた。包帯でぐるぐる巻きにされているのと体重をかけるたびに傷口が開きそうなのとで、足を引きずりながら恐る恐る歩くハメになった。とりあえず、今週末の買い物/ラグビー観戦はボツ。家で安静ということになりそうである。

1/20
[You must worry]
えらそうに今日のタイトルは英語である。
この出展はなんぞやというと、今日読んだ雑誌の中に掲載されていた記事に事例として引用されていた、マイクロソフト社の社員が互いを戒め合う言葉なのだそうだ(真偽の程を教えてくれ、C。)。あの会社が世界で超一流の業績を挙げていることに異論のある方はいないと思うが、その社内では常に自分たちを脅かすものが現れるのではないかと緊張感を維持しつづけているのだそうだ。
日本で伝統とやらの上にあぐらをかいて本気になっていない大企業とはえらい違いである。これは企業に対して言われるだけのことではなく、個人でも心がけることだと思う。明日は自分の市場価値がなくなって、職にあぶれてメシが食えなくなるのではないかという危機感は常に必要だと思う。今週末には「炎の言霊出張版」に載ること間違いなしの名文句であった。

1/19
[責任の重さ。]
最近体調がすこぶる良好である。腰痛と関連して、全身の血行を良くするべくマッサージをやったり、腰にかかる負荷を減らすべくダイエットしたりと、好条件はそれなりにあるが、なんといっても精神的な負荷の軽減がもたらす効果が最も大きいように思われる。

私はコンサルタントなる商売をしていて、現在のプロジェクトでは私と上司3人が客先に常駐してヒアリングやミーティングを行っているという状況なのだが、この「上司3人」という環境が生む安心感は絶大である。

私は幸か不幸か入社半年後からほぼ一人で一つのテーマを担当していたのだが、その間常に存在しているだけで背中が重たくなるような感覚を持ちつづけており、特に徹夜をしたわけでもないのにやたらと疲労する現象が続いていた。それが現在はほとんどなくなり、一応それなりに若い私のカラダは、徹夜の一度や二度は問題にならないほど健康な状態なのだ。
かつてのように一人で客先に常駐しているということは、そのプロジェクトで得た情報の全てを誰よりも深く把握しており、課題となっていることに関して持つ意見は常に会社を代表したものでなくてはならない(現実にはパートタイムの上司の意見がこれに当たるのだが、常駐担当者の心構えとしてはこのくらいが必要になる)という心構えを常に持ちつづける、ということである(この原則と現実とのギャップがまたダメージになるわけだ)。
この心構えから逃れられる時間は原則としてなく、下手をすると寝ている間まで悩まされつづける羽目になる。現在はその責任を他のメンバーとシェアできる状態なのだが、その効果は4分の1どころか10分の1以下というのが実感である。日々、同僚/上司がゼロかそれ以上かの大きな違いをかみ締めている今日この頃である。TさんMoさんMaさん、ホント感謝してます。

また数ヶ月後には仕事と関係なく、これまで体験したことのない負荷を負う予定が私にはあるのだが、それまでのしばしの休息が得られたわけだ。私のツキも、なかなかどうして大したものである。

1/17
[優雅な3連休でした。]
この3連休、実はちょっとずつ掃除を進めていて、いよいよ寝室、居間共に新しい家具の受け入れ態勢が整った。来週はとりあえずベッドがやってくるが、(ほぼ)完璧に片付けた居間の方も布団がなくなればやけくそにだだっ広い。もうソファーを置くしか!!

もうひとつ、話は変わるが、この連休はホントにのんびりテレビを見た。15日の学生ラグビー決勝もそうだし、なぜか筋肉番付でラモスがパーフェクトを出すところも見てたし、スペインリーグの開幕戦(マドリーとどこか)やペルージャ戦、社会人ラグビー準々決勝と、1ヶ月分くらい見たと思う。これも仕事の負荷が減ったおかげである。
来週はソファー買いに行って、社会人ラグビーの準決勝でも観に行くかぁ!!
ああ、幸せ。

1/16
[スポーツ新聞を読んで。]
タイトルのように今日は久々にスポーツ新聞を買ったのだが、昨日の記載に間違いが数点見受けられたので修正する。

  1. 関東学院4つめのトライはゴールが決まって「逆転」であり、5点差ではなかった。
  2. よりにもよって来年の明治には阮も斎藤も福田も残る。勘弁してくれといいたいくらいで、来年も明治は強い。

いやあ、うかつなことを書いてしまった。意外と(というか相当に)私の記憶もいいかげんである。ちゃんとビデオ見ながら書けばよかった。

1/15
[おめでとう関東学院]
今日は成人の日。成人の日と言えばラグビーである(そうか?)。昨年から成人 の日に行われるのは学生の決勝になったのだが、今年も昨年に引き続き関東 学院対明治である。関東学院ファン、というよりはアンチ早明の私は、今日も 関東学院を応援しつつ見ていた。
準決勝までの試合とはうって変わって明治の出来は非常によく、開始30分ほど の間の攻撃の主導権は常に明治にあった。関東学院側はミスも多く、いつもの ような巧い密集の作り方、動かし方に加え「関東学院のような」テンポのいい 球出しと展開を見せる明治に圧倒されていた。
だが、たまたま(というかこれが関東のゲーム回しの巧さなのだろうが)得点は 1T1PG(トライ1、ペナルティゴール1)しか入らず、明治のゴールキックやライン アウトのミスにより流れは徐々に互角になっていった。
そして後半、11対6で終わった前半がウソのようにトライの取り合いが始まった。 関東が取っては明治が返すという展開で、流れは完全に互角、ターンオーバーの 素早い、非常に面白い試合になった。互いの得点力にはほぼ差はなく、トライ後 のゴールキック分の点差で試合は決まると私は思っていた。明治が結局この試合 最後のトライとなる4本目のトライの後ゴールキックを外し、その直後に関東が 決めたトライのゴールキックを決めたときに勝負が決まり始めたと思った。1T1G で逆転できる5点差まで詰めたことにも大きな意味があると思った。
解説の宿沢氏は「この2点はほとんど関係なく、次の一本を継続して取れるか どうかで決まる」と言い、結果的には氏の言うとおりその後の連続トライで試合 は決定された。雀鬼流麻雀を嗜む私から見ると、あのゴールとそれ以前からの 数本のキックの明暗は、麻雀でいう最後の一巡押し込む事によるテンパイ料の 確保や立直にオリずに上がったツモのみのような価値あるキックだったと思う。
ともあれ、関東学院はここしばらくの学生ラグビー界で明治以外に初めて連覇 した大学になった。仙波・箕内に続き、来年はさらに一枚FBの立川が抜ける ことになり厳しくなるが、今のところかつて明治の3連覇を阻んだ伊藤の法政、 井沢・ラトウ・オトのいた大東のようなやけくそに強いチームは来年はいそうに ない(1・2年ばかりの慶応のセンスの良さにはそら恐ろしいものがあるが・・・)。 こんどこそ大八木の同志社以来の3連覇を達成して欲しい。

1/14
[痛そうな話予告編]
今日は、爪先の手術を行う日を決めるべく病院に行って来た。結構気のいい 感じのその先生曰く、爪の左右の生え際から手前に向かって数センチメスを 入れ、本当の生え際(指の中に埋まってるところまで)から爪の先まで全部 切り、指の中の生え際を細工して、爪の巻き込みを根元からなくしてしまう という内容なのだそうだ。
再発例がほとんどないということと、医者の人柄から決めたのだが、なにぶん 自分の意志で自分の体を切るのは初めてである。いろいろと楽しそうなので、 執刀日である来週の金曜日にはまたレポートしよう。
また、非常に気になるお値段だが、保険が利くので(当然)両足でも2万円程度 で済むそうだ。最近金欠の私には朗報であった。ほっ。

1/12
[米国の医療を聞いて思うこと]
今日の昼食時、かつて海外で過ごしていた上司から米国の医療についての 話を聞いた。米国では、病院食として幾種類ものフルコースから選ぶこと ができたり、退院の日には付き添いに来てくれた奥さん(または旦那)と ディナーをセッティングしてくれ、その間子供を預かってくれて一晩ゆっ くり過ごさせてくれたりするサービスがあるのだそうだ。もちろん個人で そんなサービスを受けることができる人間は少なくて、普通は会社から労 災のように金が出ないと無理なのだそうだ。
こんなサービスを受ける人がいる一方で、医療費の払えない低所得層は 退院直後に自分の車で自宅まで引き取らなくてはならないという格差が 厳然としてあるそうだ。
私は日本でもこんなサービスをしてくれる日がいつか来るのだろうかと 考えたが、導入時にうるさい知識人さんやなんとか団体が「サービスを 受けられない人が傷つくから、格差を付けすぎるのはよくない」とのた まうのが目に浮かぶ。
私が個人的に考えるに、一般的に日本では「最も弱い立場の者」のことを 考える際に、必ず「最も強い立場の者」との格差を考えてしまい、結果と して努力 し成功した人に対する報いが小さくなってしまいがちである、 と思う。
私はかつて社内での給与格差、昇格スピードの格差についての検討を したことが数度あるが、結局制度としてこれらの格差をどれだけにする かを決めるものは、

のバランスを取った際にどちらが重いか、である。
そして、このバランスを決めるのは、個人の中で「他人との格差」をどれ だけ重視しているかによると思う(もう一つ、格差の根拠となる評価 に納得性があるかも極めて重要だが)。
西欧の人々が成功した人の受ける処遇に本当に納得しているかは知ら ないし、しているとすればその根拠はどこにあるのかも分からないが、 少なくとも結果としては、西欧では成功するための機会と夢が日本より も多く感じられるし、日本人の労働力としての価値は国際社会の中でも 落ちる一方である。他国の教育水準が上がるのに対し、日本はより能力を 伸ばす権利(飛び級や専門科目の強化等、学びたいことをより深く学ぶ 権利)よりも能力を伸ばさない権利(社会で金を稼ぐために必要な努力を せずに「とりあえず会社にぶら下がって生活する」権利)を重視している のだから当然と言えば当然だが。
話がだいぶそれたが、要は日本が「成功する人を厚遇することで夢を与 えるような社会」になる日はまだまだ遠く、飛び抜けたサービスレベル を提供できるようになることも当分期待できないだろうと落胆した、 ということである。

1/11
[ビンボー。]
最近寒くなってきたことと支払い関係の用が多いせいで、私のコートの中には 銀行の通帳が入っていることが多い。そこで今日はふと思い立って久しぶりに 通帳記入したのだが、・・・マズイ。ここ数ヶ月会社の都合による出費も減 り、当然経費の支払いも少なくなり額面上の振込額は来月から激減することに なっている。立て替えた分の額は大半がカードで支払われており、その引き落 としも来月まで続いてしまう。おまけに今これを書いているのは新品のPC。 残高のお先は真っ暗である。
そもそも私は月間収入の40%以上を家賃と駐車場代に払うという生活をして いる。そうそう浪費できるわけはなく、残高が漸減していくのは当たり前だ ったのだ。
そこで、急遽消費活動を抑制し、家計簿でも付けてみようと考えた。学生時代 下宿を始めたとき1週間だけつけたことがあったが、今回は少なくとも爪先の 手術が終わり出費が落ち着くまで続けようと思う。これまた公開することで 継続効果を狙うことにし、本ページ上で公開することとする。ちなみに、本日 の出費は2778円であった。これが30日で約9万円・・・節約したつもりでこの 額なのだから、これまでの浪費は推して知るべしである。

1/10
[抜け毛!!]
実は金曜日に上司に指摘され、仕方なく再認識したことだが、最近抜け毛がものすごい。学生時代から季節の変わり目は結構多かったのだが、果たして今を季節の変わり目というのだろうか。同様の指摘は多くの友人からももらっており、自分で思いこむのもちょっと不安になってきた。思わず育毛剤の前で立ち止まってしまう今日この頃である。

1/9
[ベッド。]
この冬、確か東京にはまだ雪は降っていないはずだが、寒さの方は相当に気合いが入ってきたようで、日が落ちた後の気温の下がり方は尋常ではない。今の今まで掛け布団も出さず、毛布とエアコンでごまかしてきた私もさすがに限界になってきた。
ということで、今日はついに寝床(ベッド)を買ってきた。置き場所を考えるために寝室(現在は物置き)のサイズを測って気がついたのだが、以外とベッドなどというものを置くスペースというものはないもので、かなりがんばって150×200くらいということになった。錦糸町の丸井に行くと、人の良さそうなお兄ちゃんが早速セールスにやってきた。カーテンの時と同様、インテリアに関する造詣など皆無の私には非常にありがたく、サイズ、装飾、素材、マットレスの性能までこと細かに教えてくれた。
今日も思ったのだが、家具というものは以外に高い。一番安い部類のベッドなのだがセミダブルで8万円弱。ちなみに、ちょっと興味を引かれたカーペットの方も、3万〜10万と、気軽に買えるようなお値段ではなかった。治療費に多くの出費が必要なはずの私は当面見送るしかないようだ。残念。

1/6
[恐怖の死亡率計付き体重計]
タイトルはもちろん意図的誤植。「脂肪率」が正解である。
年末に購入したのだが、かつて測った脂肪率とのあまりの違いに閉口した。一般に成人男性の脂肪率は16〜20%が標準とされ、25%以上は肥満と言われる。一年ほど前サウナで測った時は26%で、「つ、ついに私も肥満になってしまった」と結構なダメージを受けたのだが、今回の測定値はなんと33%。思わず『壊れとるんちゃうか』である。ところが、私と同程度の背丈の友人は22%、弟は18%と、比較的正常な数値が出てしまった。
認めたくはないが、『私だけが』常軌を逸した肥満であるようだ。体の伝導率から脂肪率を計測するこの体重計では、一日の中で脂肪率の計測値が結構異なる。人間は寝ている間に代謝等が沈静化し、起きた直後は伝導率が低く(抵抗が高く)なっており、起きた後活動するに従って3%〜5%程脂肪率の計測値が落ちるそうだ。
私も淡い期待を持って寝る前に計測したところ、29〜30%程にはなった。しかし、その程度で安心するわけにもいかず、その日から脂肪の摂取を極力抑えた食事に切り替えた(が、あいかわらずカレーは700gである)。結果は少しずつ現れ、帰省直前は最低26%まで落ちた。
が、わざわざ『帰省直前』と言うだけあって、おおかたの予想通り正月太りになってしまい、すっかり元通りになってしまった。恐るべし正月太り!!みなさんはいかがだっただろうか。

1/5
[仕事始め。]
新年早々3日もさぼってしまった。が、おかげさまでどっぷりと正月を楽しめたと思う。一部の方はこのホームページの「炎の言霊出張版」の内容がちょっと増えていることにもお気づきかもしれない。他にも、パソコンの修理(結局サポートセンターに預けることになってしまった)や初打ち(麻雀)など、のんびりとした時間の使い方ができた。『お風呂は命の洗濯よ』というセリフがあったが、私にとってこの年末はまさしく「命の洗濯」であった。
さすがに10日近く仕事のことを全く考えずに過ごしていると、布団から出ていきなりビデオを見始めかねないわ、朝起きてスーツに袖を通す気にはならないわで大変である。vacation気分を通り越して学生気分とさえ言える。明日からは客先に出向くのでさすがに大丈夫だろう!楽しかったので全て良し!!

1/1
[あけましておめでとうございます。]
新年あけましておめでとうございます。
このページを見ている方へはおそらく私からの年賀状が届いて・・・いるんじゃないかと思います。いかがでしたでしょうか。今年もよろしくお願いいたします。

と、ですます調はここまでにして、いつものようにである調で今年の抱負を述べよう。
一応誰の目に触れるか分からないということも考えて直接的には書かないが、大幅に環境を変えようということが最大の目標である。そのために考えなくてはならないこと、身につけなくてはならないこと、やらなくてはならないことは膨大である。昨年よりさらに密度の高い一年とする必要はあるだろう。
また、もう少し小さなことでは、腰と爪先の治療がある。金と時間に糸目をつけず、元通りの体に戻すことも目標の一つである。

さて、抱負はこのくらいでまあいいとして、今日の出来事と言えば天皇杯決勝である。今月末をもって消滅する横浜フリューゲルスの最後の公式戦である今日の試合は、ご存じの方も多いと思うが逆転でフリューゲルスの優勝に終わった。ちなみに、カップ戦で優勝したクラブがそのシーズンで消滅するといった礼は世界のサッカー界でもほとんど初めての出来事なのだそうだ。これは(サッカーが日本という国で)まだスポーツとして愛されていないうちにプロ化してしまったから起こったことで、他のスポーツでの例を探せば世界中にいくらでも起こっているのではないかと思う。スポーツをビジネスとして確立すること(プロスポーツのクラブを経営することではない)がいかに難しいかということを知ることができたと思う。



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