昔の日記:99年5月

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<99年5月の主な出来事>
久しぶりの連休は1500km一人旅...
横綱武蔵丸誕生!!



5/2
[カレー侮り難し!!]
今日の朝食兼昼食兼夕食はカレー。入居半年にしてやっと炊飯器を買ってきて、小さな鍋にカレーを作った。結局ごった煮になるということで失敗がきわめて少ないと評判のカレーだが、いざ作ってみるとそんなに文句を言うほどではないとはいうものの、どうも辛みの固い感じがするカレーになってしまった。
ルーを入れる前のスープはそれなりに単品で飲めるほどだったと思うのだが、できあがってみるとそれがちょっとキツすぎたような気がする。適度にまろやかでそれなりにスパイスの利いたカレーというのは難しいようだ。前回の麻婆豆腐に比べると甘く見ていたところがあるのだが、なかなかの難物である。
ということで、今のところはまだ店に食べに行こうという程度の味でしかない。ココイチにも負けていそうだ。無念。

5/3
[ツインリンクもてぎと夢の会社ホンダ]
今日は一人クルマを飛ばし、宇都宮と水戸の間にあるホンダのテーマパーク(そうなのか?)、ツインリンクもてぎに行って来た。
なんといっても連休のど真ん中、5/1などよりはマシだと思っていたのだが、昼の下り線、夜の上り線共、「これぞ首都圏」と言わんばかりの渋滞だった。帰りはちょっとPAで寝たこともあって少しはマシだったが、行きは90km中渋滞していなかったのがせいぜい20kmという凄まじさ。高々90kmの道のりを行くのに2時間半もかかってしまった。その上、鹿沼ICを降りた後がまたひどい。ホームページから持ってきた地図にはさくっと1ページに書いてあるのだが、よくよく考えてみれば宇都宮と水戸が同じ絵に収まっていて、しかも目的地はその真ん中。どうも地図の横幅は100kmだったらしく、栃木方面からはなんと60kmの道程だった。その60kmだが、これが未体験の田舎道、信号待ちをしているトラクターを見かけたり道行くおじさんや学生が10年以上前の趣だったりして楽しかった。中でも、運転席より高い水面を持った田圃には感動した。そして、ほとんどの道が30kmから50km制限であったにもかかわらず所要時間は1時間。やっとたどり着いたときには14時半だった。完全に出発時間を失敗した。

もてぎそのものの感想だが、私的には非常に雰囲気の良い、楽しいスポットだった。巨大なサーキットと、周囲にダートトラック、カート用サーキットが2つ、あとはホンダの展示館のようなものが2つという構成で、これらはありがちなのだろうが、なんといってもあるところが陸の孤島とでも言わんばかりの田舎、スペースはこれでもかというほどあり、基本的な移動手段はなんとクルマ。もちろんバスも出ているし、それぞれのアトラク(?)の間は歩いていける範囲でもある。また、電動自転車の貸し出しも行っている。そんなことよりクルマで移動なんかして大丈夫なのかというのが普通の感覚だが、スペースがやたらとあることもあって駐車はほとんど自由。駐車場も山ほどあるのだが、邪魔にならなければどこに停めても良いという感じ。芝生に入るなとかここではなにをするなだとか、一般にありがちな行動の制限がなく、全体に非常におおらかな雰囲気が漂っていて非常に心地よかった。

アトラク類だが、お目当ての同乗走行と体験走行(それぞれ、レーサーの助手席&NSXorインテグラ/自分の運転・自分のクルマでサーキットを走るコースは時間が合わずにできず、走ったのはダートだけだった。なんといってもここに行った目的はレーサーの駆るNSXに乗ること。次回はスケジュールを確認して必ず乗らねばなるまい(ヘリによる遊覧も)。
実はそれ以外にもおもしろかったのがホンダの展示館。とりあえず皆がたむろしているS2000のシートに座る。ここも「触らないでください」などという野暮な注意書きもなく、老若男女問わずシートに座って乗り心地を味わっていた。旦那と交代で運転席に座ったおばさん曰く、「これは売れるわ」だそうである。確かに、異常に頑丈そうなボディ、「俺を見ないヤツは乗るな」と言わんばかりのタコメーター、思わず「スイッチオン!」とか「ドッキングセンサー!」とか叫んでしまいそうなイグニッション等、どこもかしこも挑発的なスポーツカーである。靱帯を切ってから足首がちょっと固いせいか、もう数センチアクセルペダルが手前でないとヒール&トゥがしにくいような気もしたが、「いくらなんでも高いだろう」と思っていた私が何かの弾みで買ってしまいそうなほどの仕上がりであった(現在の愛車MR2と同じく、積載能力は最低だが)。

さらに感動したのが、「ホンダがなんでこんなもん作ってんねん」と思ってしまった飛行機と、P2&P3である。P2&P3、皆さんはご存じだろうか。麻雀ゲームではない。二足歩行ロボットである。動いているところをじかに見ることはできなかったのだが、絶対歩けなさそうな巨大なバックパック(制御機器が詰まっているらしい)を持つルックスと、それがちゃんと歩行しているビデオを見て感動した。人間の足は実は足首・膝・股関節にそれぞれ微妙に方向の異なる力を加えつつ歩いているのだが、それを見事に再現して歩いている。昔のテレビであったような「がちょーん、がちょーん」といった歩き方ではないのだ。同様に感動したのが、その場で方向転換する動き。小さく足踏みしつつ方向転換するのだが、これまた微妙な足首の回転と体重移動を再現しており、「こりゃ巨大なランドセルが必要なはずだわ」と納得した。
飛行機の方はちょっと短い滑走路(1km程度でいいらしい)で離着陸できる単なる飛行機なのだが、良いエンジンを作る技術があるというだけで飛行機にまで手を出してしまったところがまたホンダっぽいと思った。
日本唯一のスーパーカーNSXもそうなのだが、「作りたい!!」と思ったモノを本当に造ってしまいそうな雰囲気がホンダにはある。一応工作系の血が流れている私にとっては、本当に魅力的な会社だなあと体感した。ホンダの造ろうとしているのがアンドロイドなのかモビルスーツなのかは知らないが、ぜひそんな世界まで突っ走って、我々の夢を叶えてほしい。
さて、現在の私の予定では6日にはお台場パレットタウンに出来たトヨタのテーマパーク、MegaWebに行く予定がある。さて、こちらはどうだろうか?

5/16
[掘られた!!]
昨日は夕方から実家に帰り、夜の12時すぎから高田馬場で徹マンだったのだが、実家に変える途中、初めて追突「される」ことを体験した。実は私は走行中、信号待ち中と二回の追突をしたことがあるのだが、当てた側が感じているショックに比べはるかに小さかった。タイヤが滑り始めた時点ですでに精神的に動揺し始めていることも関係しているのだろう。もともと私のクルマは10年物。ささいな傷など気にしないし、ちょっとナンバープレートがへこんだ程度だったのでそのまま「いいですよ」と言ってそのまま別れた。
当てられた側になって思ったのだが、世のドライバーがちょっとキズがついた程度であれだけキレるのはなぜか、やっぱりわからなかった。私は日本人がそんなに攻撃的な国民だとは思わないが、クルマの事故の時だけは烈火のごとく怒る。自分の持ち物のルックスなんかではなく、人格につけられたキズを気にした方が良いと思うのだが。出所は漫画だが、『こんな(刺された程度の)キズより俺の名についたキズの方がよっぽど重傷だ』の方がよっぽどいい男だと、私は思う。

5/19
[1500kmひとり旅。]
昨日以前の仕事場に用があって行ったのだが、「お前の日記はウソばっかや。一人さみしいGWのこと書いてへんやん」とかつての上司達に言われた。というわけで今日は10日遅れながらGW総括である。

<GW総括。>

椎間板ヘルニアのためにずっと病院のベッドの上でhideの自殺騒動のニュースを見ながら一人寂しく過ごした昨年のGWと違い、今年はとりあえず移動はしまくった11連休だった。
出かけたのは埼玉(実家)、もてぎ、パレットタウン、箱根、名古屋で、全部クルマで回ったので総計1500kmくらい。49000kmで2年前に引き取った私の愛車もついに10万kmを突破した。ガスを3杯、オイルを1杯、高速代は数えたくないくらいというほどの交通費を使いドライブを堪能した・・・のだが、タイトルにもあるようにまる一日(24時間)以上走っていたにもかかわらず助手席はずっと空き。ちょっと座っていたのが誰かと思えば中学からのくされ縁の男である。2シーターの用途を勘違いしているとしか思えないバカさ加減であった。このホームページのURLは結構多くの人に知られているため細かい描写は避けるが、全然虚しくないと言えばもちろん大ウソである。
そういえば今年のこの時期には誰かを乗せてくれようと数ヶ月前から活動していたような気もするが、思い出したところでなんのためにもならんので、去年と全く同じなのがムカつくが、来年こそは、と一応誓いつつ今年のまとめは終わりである。こんなもんでいいスかね。MさんTさんYさん。

ちなみに、出かけなかった日は料理。最近実家との間で台所まわりに関する会話が非常に多く、「親孝行してるかも」と、こちらは結構満足している。

5/26
[横綱武蔵丸誕生]
タイトルを見て「何を今頃」と思われる方がほとんどだと思うのだが、私は相撲協会を信用していないので襲名が行われる今日まで書くのを控えることにしていた。
私が見る3大スポーツの一角である大相撲。北天佑→安芸の島→武蔵丸→魁皇と、四角くて腕力の強い相撲取りが好きな(一方では旭富士→土佐の海と下手出し投げの得意なタイミング派も好き)私としては、今回の武蔵丸横綱昇進は胸のすくニュースである。
元々現在の角界で東横綱貴乃花、西横綱武蔵丸、東大関若乃花、西大関魁皇と思っている私は若乃花の昇進が気にくわなかった。今回も相撲協会が外国人横綱に生理的嫌悪感を持っていることや、ここしばらくの成績の悪さから昇進は相当に危ぶまれたのだが、どうも今の横綱の体調があまりにも不安なことから横審の押しの方が今回は強かったらしく、非難の声もかなり多かったがとりあえず昇進までたどり着いてくれた。
もともと実力では四つに組んで貴乃花に圧力で勝ることのできる唯一の力士(昔は曙もそうだったのだが・・・)、少なくとも若乃花なんかよりは強いはず。実は怪我の少ないのが勝負にあまり執着していないからというところがお嫌いな方も多かろうが、私は番付相応の能力がある力士には、実績が若干不足していてもその番付について欲しい。貴乃花が大関になった時もちょっと無理があったが、地位が人を作ったではないか。

5/29
[惨敗!初カート]
今日は会社の後輩3人と厚木のカートランドに行って、初めてのカート走行を体験してきた。『後輩にぶっちぎられたらカートを買う』などというわけのわからない噂が先行していたのだが、変な公約をしておかなくてよかった。
彼らはそれなりにそのコースを走った経験もあったそうなのだが、ラップにして彼らが33秒前後、私が40秒前後と、とんでもない差があった。まさしく惨敗。センスのなさもあるのだろうが、4周走れば周回遅れというのは耐え難いものがある。密かに練習してリベンジしてやると堅く誓った本日であった。


くっそぉおおお〜

5/30
[久しぶりの風邪。]
ここ数日エアコン直撃で眠っていたせいか、のどの痛みがただ事ではなくなってきた。その上筋肉や頭もかなり痛く、久々に風邪ひき状態になった。今日一日はひたすら栄養を摂って眠る、の繰り返しである・・・

ダウン・・・



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