* 2週間ちょっと前のテロに対して、そろそろ攻撃か?という報道が出始めているようです。
一方反戦デモもそろそろ大がかりになってきています(こちらのタイムラグはどうもイヤですが)。
* この2週間いろんなところで議論がされていて、NYをはじめいろんなところの状況やそれに対する意見を読みました。82%は報復派とか報道されていましたが、そういうわけでも無かったようですね。まぁ、特にネットは反戦系のネタが流れやすい性格もありますが。
* まぁ、どんな報復をするのかは知りませんが、勝利条件の非常に難しい(「価値観にあった国家構成と資源・価値の流れを造る」)戦争だけに、またもや例のごとく、緩やかに戦争終結の雰囲気を作ることになっていきそうです。
* ところで私は報復派、というか見せしめ派、こつこつ対応派です。というのも、なんだかんだ言ってまだまだコドモな人類には「しつけ」が必要だと思うからです。
* 気にくわない人を殴りたいと思う権利は誰にでもあります。でも、殴る権利は基本的に誰にもない。その人がこの先他人によっぽど多くの危害を与える場合以外には。そして、『殴られたくない人は殴ってはいけない』ことをコツコツ教えていくことが「しつけ」なんだと思います。
* 人類自体は(もちろん私も)まだまだこんな簡単なことを学んでいく必要があるわけで、無差別殺人をした人間の周囲の人間は、「自分たちも大事な人/知人が殺されて悲しいけど、やっぱりそれ以前に無差別殺人をすること自体が人として許されないんだ」ということを学んでいかなくてはならないと思います。
* テロを受けた側も「なぜ『気にくわない』と思われたのか」を一生懸命考えて改めないといけないし、いつまでも改めないなら周囲がこれも叱ってやらないといけない(EU各国のように)と思います。
* 意志と存在意義を持っている「人間」には、お互いの権利を守ってあげる必要があります。生きて存在し続ける権利・表現する権利・存在意義を感じ続ける権利。誰と誰の間の権利も平等なはずで、これらをより効率よく守るために知恵とコミュニケーションがあり、社会があります。
* どうも世の中、お互いの「存在意義を感じ続ける権利」を軽視しすぎるきらいがあるように感じられてしかたがありません。せっかく言葉があるのですから、互いを尊重するという基本ルールを踏まえた上で、皆さん行動を改めて欲しいですね。テロリストも米大統領も政府も「市民」も。
* ・・・ちなみに、前半部と後半部で内容が全然違うのは、途中で睡眠が入ったからです・・・
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