* ・・・いきなりサボってしまいましたね。ものすごく分厚い暗雲が立ちこめつつあるんですが、無視の方向でがんばります。
* 今回のネタはスポーツセンターの子供でしたね(注:私予定)。一昨日書いたスポーツセンター、卓球場や柔剣道場、トランポリンや全面鏡張りのダンス用スペース等があって、いろんなところでいろんなことをやっています。
* ダンス用スペースとトランポリンの周りでは、新体操をやっていると思しき子供が居ます。年の頃は10才前後でしょうか。誰に教えられるともなく(どこかでは教わって居るんでしょうが)思い思いに演技の一部を練習しているんですが、見てるとスゴイんですよ。これが。逆立ちなんか当たり前ですし、そのまま180度開脚できちゃったりします。ちょこちょこと歩いたかと思うと、立ち上がるんですね。そのまま足を背中側にぺたっと倒して。背中が逆向けに「パタン」という感じで倒れちゃうんですよこの子たちは。立っているところからも頭が背中に「ペタン」と。うつぶせの状態からも足が頭を越えて顔の前に。
* 新体操の選手というのは確かに13〜14才くらいが主体なので、もっと子供の頃から練習しているんだと頭では分かっていたのですが、見てみるとびっくりです。子供ってあんなに体が柔らかかったんですねぇ。あらゆる関節の稼働域が狭くなっている私は、「ちょっと同じ人間とは思えないな」とさえ思いました。あれをみながら柔軟をすると、ちょっとじっくりやろうかというやる気が出てきます。どう転んでもぼろ負けですけど。
* あと、柔剣道場では空手や合気道もやっていて、これは私も「ちょっと習ってみようか」と思いいつ着替えた後に2Fから見学しています(吹き抜けになっていて、1Fを見下ろせるのです)。こちらは気合いの入っているところと入っていないところがあって、入っていないほうは親がいかにも「とりあえずお稽古ごとに」という感じで通わせている感じなのですが、入っているほうはなかなかきちっとしています。挨拶や態度もしっかりしていて、もちろん腕前の方も上々。これまた8〜10才くらいの子供の空手を見ていたのですが、30kg台の体重しかないだろうにもかかわらず、顔面に入れば運動していない中学生なんか一発でKO出来そうな蹴りを放ちます。これまた体が柔らかく、本当に「手の届くところなら蹴れる」という感じなんですね。私はこのくらいの年頃はそれこそ何もやっていませんでしたが、当時を思い出してみると・・・これだけ練習していれば同年代には負けようがないでしょうね。所作ことごとくキビキビとしていて、見ていて気持ちが良いです。後ろで見ている高校生くらいの白帯がやっている柔軟(股割り)を見て「これも大変だなぁ」と思いましたが、興味はものすごくあります。30の手習いで空手というのは相当厳しそうではありますが。
* ここでのいろんな活動を見ていて思ったのが、「引退してもやることっていろいろあるなぁ」ということ。私の使っているジムを見ている人もそうですが、たいていは近所の人がほんのちょっとのお金をもらって半分ボランティアみたいな感じで教えてくれているんだと思います。で、皆さん非常に楽しそうにいろんなスポーツを教えてくれるんですね。生きていくのに必要なお金とか仕事ってのはそんなにご大層なものである必要は全然なくって、自らが足ると感じられるものであればそれで最上なんだよなぁと、ここのおじさんおばさんを見て思いました。私もさっさとローンを返して、いろんなことを教わりながら暮らしたいです(<ちょっと老けすぎ)。
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