* 韓国が勝ちました。
* 今日は終始スペインが圧倒、特にプジョールとイエロはソル・ギヒョンとアン・ジョンファンを完封するすばらしい出来でした(イエロの1〜2回の致命的なミスを除いて)。ベスト4にふさわしいパフォーマンスだったと思います。
* 光州のサポーターは仁川や大田と違いそれほど熱狂的ではなく、ブーイングもおとなしいものでした。それを受けてか審判も今日はイーブンもしくはスペイン寄り、ついに韓国の快進撃が止まる日がきたかと思っていました。
* が、結果はご存知の通り。ラウールを欠いた攻撃陣はあと一歩のところで得点を奪えませんでした。PKも韓国は完璧に決め、アジアサッカーの歴史に新たなページを書き加えました。それどころか、南米・欧州以外がベスト4に進出するのは参加国が現在と大きく異なる第一回大会以来とのこと、「サッカー界」の歴史を変えてしまいました。これでセネガルが勝っていればなお良かったのですが。
* ベスト4はブラジル・ドイツ・韓国・トルコ。おそらく世界の誰一人としてこのベスト4を予想した人はいないでしょう。本命はブラジルで動かないでしょうが、韓国には是非決勝まで上がって欲しいところです。ただ、ドイツも欧州最後の壁として(20:30にはトルコは敗れている前提)あの手この手で維持を見せてくるでしょうが・・・(2006年はドイツ開催ですしね)
* 実力的に見てもイタリア戦の韓国ならばパラグアイ戦・アメリカ戦のドイツには全く引けを取っていないと思います。イ・チョンスさえ万全ならかなり多くのチャンスを作るのではないでしょうか。ただ、今日の時点でも韓国選手の動きが落ちてきているのが気になりますね。今日は特に中盤でのパスをなかなかうまく繋げませんでした。各国の対策が出来上がってきたせいもあるでしょうが、そもそもピークを予選に合わせてきたであろう韓国、中2日ではかなりの苦戦は免れなさそうです。
* 負けたとしても3位決定戦は大邱でトルコと。トルコが『あの』サポーターの中で韓国に勝てるとは思えません。3位入賞は堅いでしょう。開催国が早く負けるとなかなか盛り上がらないW杯ですが、前回に引き続き最終日まで盛り上がるすばらしい大会になりそうです。
|